ジスロマックの服用で蕁麻疹や腹痛が起こる

ジスロマックは有効成分をアジスロマイシンとしたマクロライド系抗生物質で、細菌性の感染症やリンパ節、中耳炎などの炎症に有効な飲み薬となっています。人体に侵入した細菌は、蛋白合成をするために70Sリボソームを使用して増殖しますが、アジスロマイシンがリボソームの構成する物質に結合して働きを阻害することで、細菌の発育を阻止して活動を弱める作用を持っています。また、高濃度で使用すると殺菌的な作用を持つことから、適応菌種に対して高い効果を発揮するのが特徴です。ただし、高濃度で使用すると、悪性の細菌だけでなく体内に必要となる善玉菌まで退治してしまい、胃腸の調子が悪くなることが報告されています。ジスロマックは血中濃度半減期が長く、1日1回の3日間の服用、または高濃度で1日1回の服用をするだけで1週間は効果が持続するため、体内で様々な影響を与えるようになります。特にジスロマックSRと呼ばれるドライシロップはアジスロマイシンを2,000mgも含有しており、1度の服用でクラミジアや淋病、腫れを伴う各部位の炎症を鎮め、高い確率で完治させると共に、人によっては激しい腹痛や下痢を伴います。長期的に作用するため、場合によっては2~3日は腹痛が続くこともあります。また、過敏症として発疹や蕁麻疹、そう痒症、アトピー性皮膚炎の増悪といった報告もされているため、何らかの過敏症が起こった際は、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。下痢や腹痛といった症状は、医師が予め下剤などを用意することもありますが、過敏症については対処が難しいため、症状が出てからでないと処置ができないこともあります。アジスロマイシンが長期的に体内に残るため、服用してから数日後に蕁麻疹があらわれることも少なくありません。