急性扁桃炎やエイズとジスロマックの服用

急性扁桃炎というのは、病原性の微生物が、のどにある扁桃の部分に感染して、急性の炎症が引き起こされる病気のことをいいます。通常であれば、この扁桃の部分に病原性微生物が感染したとしても、免疫力によって跳ね返されてしまうのですが、過労やストレスなどによる体調不良が原因となって、免疫力が落ちてしまうと、感染がしやすい状態になってしまうのです。
いったん急性扁桃炎にかかった場合の症状ですが、食べ物を飲み込むことができなくなるほどのどが腫れて痛み、全身的にもだるくなったり、高い熱が出たりします。ときには首のあたりのリンパ節に腫れが生じることもあり、この場合は重症に近い状態ということができます。
急性扁桃炎を引き起こす病原性微生物は、実は単一の種類ではなく、溶連菌や黄色ブドウ球菌、肺炎球菌などといったさまざまなものがあります。最近では性行為によって感染する、いわゆる性感染症の一種として、クラミジアや単純ヘルペスウイルスがこの急性扁桃炎を引き起こすことも問題になっています。特にクラミジアのようなしつこい病原性微生物が原因となっている場合には、マクロライド系抗生物質の一種であるジスロマックを経口服用することで、症状が改善する場合が多いといえます。
このジスロマックについては、クラミジアのほかにも割と多くの細菌類に対して効果があることがわかっています。ジスロマックの効果効能のなかには、エイズにかかった場合のMAC症の改善なども含まれています。MAC症は結核菌そのものを除いた結核菌のなかまの細菌による感染症を指すもので、エイズ患者は免疫力が極端に低下していますので、こうした感染症にかかりやすく、放置してしまうとそれが致命的になってしまうこともあるのです。